7.13 熊本市水害―龍田陳内4丁目

昨日の大雨で、熊本市内では特に被害が酷かった北区龍田陳内4丁目・リバーサイドニュータウンへ、泥かき支援へいってきました。


この地域は、つい一週間まえに立候補ごあいさつの訪問活動をしたばかりでした。
今日、再度訪ねたお宅はいずれも、床上浸水どころか家屋内に大量のヘドロ・流木がながれこんでおり、後片付けに追われるなか、なんと言葉をかけていいのか…。
言いよどんで立ちつくしていると、「ご苦労様!」と、逆に労いの言葉をかけられる始末でした。


 

 

 


こんかいの復旧作業をはばんでいるもののひとつが大量のヘドロ。
阿蘇から流れてきた火山灰をふくんだその泥は、かなりの粘着質があり水で流してもなかなか流れません。


道幅が狭く大型の工事車両がはいれないところが多いので、いきおいスコップでひとかき、ひとかきと人海戦術に頼らざるを得ません。
また、分譲されて30余年を数えるこの地域は高齢者世帯も多く、泥かきは大変な重労働です。


 

 


明日からは、市や社協で手配するボランティアも入るようですが、党でもボランティアを組織して復旧作業にはいる予定です。


私事ですが、この水害で叔父と従妹の2世帯が被害に遭いました。
特に、従妹一家は家を建てたばかりで、新築1ヶ月での災害でした。
新築の真っ白い壁に残された、高さ2メートルにわたる浸水(泥)の跡に、若い夫婦の心中はいかばかりかと胸が痛くなります。
それでもふたりは健気に泥のかきだしや、家財道具の選別、洗浄にはげんでいました。

一日も早い復旧を願うばかりです。


今日は、那須市議も現地に入っており、被災者からの要望や、復旧に向けてのこれからを、わかりやすくリポートしてくれています。(まどかレポート『早急な復旧を〜熊本市水害地区へ』)