第83回熊本中央メーデー

5月1日、高橋公園でおこなわれた第83回熊本中央メーデーに参加しました。

私も党を代表して挨拶させていただき、震災・原発事故いらいの国民不在の復興のありかた、
原発再稼働問題、雇用問題などについてお話させていただきました。

会場では、水俣病原発訴訟、NEC偽装請負裁判などで、現在たたかっている皆さんの訴えや、
各団体からの課題別リレートークなどで、現在の労働者や国民のおかれている立場がいかに過酷か、
まただからこそ、団結・連帯の力で、雇用・くらしを守り、政治をかえていこうという、
力強いメッセージが次々と寄せられました。

閉会のあと、会場の高橋公園からサンロード新市街まで、デモ行進。

私は先頭で行進していましたので全体の様子が、やっている最中はよくわからなかったのですが、
こうして写真で見ると、かなり壮観だったのですねえ。
みんなのシュプレヒコールも相まって、上通り、下通でもお店からどんどん人が出てきて、
デモのもようを見ておられました。
写真を撮っている人(メーデーの関係者ではなく、あきらかに通りすがりの人)も多かったです。
いやー、楽しかったあ


最近ネットなどで若い人たちを中心に、労働・組合運動などを
「義務をはたさない(成果をあげない)で、権利ばかりを主張するわがままな行為」
という主旨の書き込みをよくみかけます。

しかし、この日会場で訴えられていた要求は、人が人として当たり前に生きていく上で、
どれひとつも欠けてはならないものばかりです。
すべて「正当な権利の行使」にほかならないのです。

物心ついたころから新自由主義の自己責任論をすりこまれ続けてきた、若い人たち
もっとこうした考えを伝え、広めていくこと、これが急務だなと痛感いたしました。